この夏、観音ミュージアムにカワイイほとけさまが集結します!
わたしたちが何気なく日常で使う“カワイイ”という言葉。辞書には、「愛らしい・小さい・幼い」などと記述されます。最近では海外でも“Kawaii”が通用するようになり、様々な場面で多用されるようになりました。
さて、仏教美術の中でも、思わず“カワイイ”と言ってしまうような作品があります。その多くは歴史を通じて一般庶民の中で育まれた、民衆的な造形でした。それらは、きらびやかな造形というより、どちらかというと素朴でシンプルな、まるでゆるキャラのように親しみのあるものばかりです。
《護法童子像》円空作 江戸時代(17世紀)
本展では、鎌倉長谷寺の所蔵品のなかでも民衆的で素朴な造形に焦点をあて、“カワイイ”ほとけさまを紹介します。微笑みカワイイ円空仏や、哀愁漂うどこか可愛げのある鬼、小さいお像など、あなたのとっておきが見つかるかもしれません!
小杉放菴《白衣観音図》大正時代
棟方志功《御滝添観音菩薩図》(部分) 昭和時代
また、展示替えのため、7月5日(火)~7月11日(月)まで休館いたします。
開催期間 平成28年7月12日(火)~平成28年9月27日(火)
開館時間 9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日 企画展期間中無休
入館料 大人(中学生以上)300円
小人(小学生)150円
※長谷寺拝観料別途(大人300円・小人100円)
お問い合わせ 観音ミュージアム
〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2 宗教法人長谷寺内
TEL 0467-22-6100 FAX 0467-22-6101