天平8年(736)の開創以来、長谷寺はその永い歴史の中で、多くの人々の信仰をあつめて参りました。
当山では、本尊である十一面観音菩薩の御縁日にちなんで営まれる「観音会」(毎月18日)をはじめ、一年を通じて各種行事が執り行われております。
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旧年中に皆様の願いが書かれ奉納された祈願ローソク5000個以上が上境内に灯されます。修正会終了ののち僧侶が広場に集い、祈願ローソクを前に読経祈願いたします。※雨天、強風などの場合は、三が日のいずれかの夕刻に順延されます。
毎月18日は観音さまのご縁日で、普段より多くの功徳を授かることができるといわれています。なかでも、年の初めの華やかな雰囲気のなかで行われる初観音は、新年の福を求める多くのご参拝者でにぎわいます。朝10時より観音堂にて法要を厳修いたします。
立春の前日に厄払いとして行われる節分会豆まきには、毎年著名人や、年男年女が参列して境内がにぎやかになります。※混みあう場合は入場規制を行うこともあります。
先祖、諸霊への念仏供養を行います。観音堂にて法要が執り行われたのち、永代有縁墓と地蔵堂でもお勤めいたします。
誕生仏に甘茶を注いでお釈迦さまの生誕をお祝いします。これはお釈迦さまがこの世にお生まれになった際、天より龍が現れて香湯(甘露の雨)を注いだという伝承に由来するものです。甘茶と、たくさんのお花でお釈迦さまの生誕をお祝いするとともに、お子さまの健やかなる成長をお祈りします。ご参拝の皆さまへの甘茶の振舞いもございます。
門前商店会主催により開催される「長谷の市」は、長谷地区を中心に朝市やスタンプラリーが催され、人々で活気に溢れます。境内でも近隣商店が出店するほか、ステージイベントなども開かれます。※雨天中止
寺伝によれば当山の八臂弁財天像は、弘法大師が全国を廻って修行されていた折、当山の岩窟にも立ち寄られ、その際に自らの手で刻まれた尊像といわれています。江戸時代には「出世弁財天」の名で世に知られていました(通常非公開/観音ミュージアムにて収蔵中)。現在堂内には「福徳弁才天」が祀られ、法要では出世開運・福徳円満のご祈願をいたします。
源頼朝が42 歳の厄除けを祈念して造立したと伝わる阿弥陀如来坐像を前に、一木では世界最大とされる木魚を打ち、皆さまの厄災消除をご祈願いたします。
寺伝では本尊十一面観音像は、有縁の地の人々を救済するため、海へ奉じられたとされ、そのご尊体をお守りするため、付着した「かきがら」が関東の地へ導いたといわれています。以来人々を豊楽へ導く御祭神として法要が執り行われています。※同日の「阿弥陀会」後に奉修いたします。
餓鬼道に落ちて苦しむ先祖や、無縁仏のために執り行う法要です。信徒や、参拝者の方々とともにご供養いたします。
この日に観音さまをお参りすると、46,000 日分参拝したことと同じ功徳があるとされ、当日参拝された方々には、本尊十一面観音菩薩像のお姿をあらわした「御身影」をお授けしています。また、朝4 時から8 時までは自由参拝で、その間観音堂では随時僧侶による読経が響き渡ります。
当山伝世の大黒天像は、応永十九年(1412)の名を持つ神奈川県で最古の尊像です(通常非公開)。現在、堂内には「出世・開運授け大黒天」が祀られ、法要では五穀豊穣や商売繁盛もご祈願いたします。
門前商店会主催により開催される「長谷の市」は、長谷地区を中心に朝市やスタンプラリーが催され、人々で活気に溢れます。境内でも近隣商店が出店するほか、ステージイベントなども開かれます。
観音堂での法要ののち、経蔵にて皆さまよりお納めいただいた全ての写経を清浄供養いたします。
一年を締めくくる観音様のご縁日です。この日は年に一度、観音堂内陣に立ち入ることが許され、本尊の足に直接触れてご縁を深めることができる「御足参り」が行われます。参道では「歳の市」が催され、飲食のほかだるまや熊手などの縁起物を扱う露店が軒を連ねます。また、境内では福寿草市も開かれます。
新年を迎えるにあたり、御宝前にお供えする奉納餅を境内で搗きます。
大晦日の夜23 時に山門が開かれ、自由にご参拝いただけます。なお、当日は終夜開門していますので、天気が良ければ境内見晴台より初日の出を拝むことができます。
お寺が好きで、明るい応対業務が出来る方を募集しています。ご興味のある方は、お電話にてお問い合わせください。
長谷寺総務室 0467-22-6300